プライベートを大切にできる環境づくりがよい看護につながる
奈良みつよ(入職30年目) 看護部長
チームで医療に取り組み南足柄市の地域医療を支えている
大内病院は、南足柄市に1つしかない急性期病院です。在宅療養に向けリハビリをする患者さまなどを受け入れる地域包括ケア病棟を運営し、急性期から回復期、慢性期まで幅広い患者さまのケアをしています。
看護部は、アルバイトスタッフや看護助手を含めて約30名。理学療法士など他の職種と連携しながら、チームの力で地域医療への貢献を目指しています。
お互いに助け合う雰囲気なので無理なく子育てと両立できる
看護部長として大切にしているのは、スタッフみんなが働きやすい環境づくりです。
組織がコンパクトな分、融通がききやすく、家庭とフルタイム勤務を両立しやすいと思います。
例えば、子育て中は、子どもの病気などで急なお休みや早退が発生します。お互いに助け合うことを大切にしているので、肩身が狭いということはありません。子育て経験のあるスタッフも多く「今日は時間に余裕があるから任せて」とフォローするような雰囲気です。
安心して看護スキルを身につけられるようフォローを徹底
人材育成では、新しく入職してきた職員が不安を感じずに業務ができるよう心がけています。
例えば、スムーズに看護ができるように、不得意な業務は得意な人がフォローする体制を整えています。そのうえで、先輩方のアドバイスを受けながら、技術を向上していくという流れです。
また、新富士病院グループ内や看護協会などの研修に参加できる機会を用意するのはもちろん、その内容を院内で共有することで看護部全体のスキルアップを図っています。
さらに、職員の頑張りをより正しく反映するための新しい評価制度の導入など、新しい取り組みをしているところです。
有給消化率80%以上・残業ほぼなし。プライベートの充実がよい看護につながる
看護師として長く活躍するには、プライベートの時間もしっかり確保することが大切です。ゆっくり休んだり、家族と過ごしたりすることでリフレッシュでき、よりよい看護ができると考えています。
入院患者さまの受け入れに伴う事務手続きのフローを見直した結果、残業はほぼありません。また、有給消化率も80%以上と高い水準です。
「家庭と仕事を無理なく両立したい」「長期的なキャリアを築きたい」という方も安心して働けます。明るくコツコツと取り組む姿勢があれば、着実にスキルアップできる環境です。